海外のWGPに参加してみて感じた相違点

こんにちは!聖徳です。いつもは、デッキの紹介という目的でしかブログは書かないのですが、先日、初めて海外のWGPに参加してきました。これは二度とない機会だと思ったので、忘れないためにも記事を書こうと思いました。そこで、参加してみて日本のWGPとの相違点がいくつかあったので、紹介していこうと思います。

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主に感じた相違点は
♦大会参加前にやらなければいけないこと
♦大会当日の受付方法
♦受付から1回戦マッチングまでの時間及び、各回戦間の待ち時間
♦マッチング方法
♦会場について
♦海外のPスタ事情
♦ジャッジや試合に関して

以上になります。

 

♦大会参加前にやらなければいけないこと

まずは海外のWGP(マレーシア)のWGPに出場するためには、CL2Uというアカウント(ID)が必要になります。これは日本でいうところの、ブシロードのアカウントです。皆さんも大会に出る場合ブシロードのホームページに行き、出場予定の大会・地区に事前に登録すると思います。CL2Uとはこれにあたります。自分の出場したいレギュレーションを前日までに事前登録する必要があります。日本の場合これだけで済みますが、海外は違いました。

事前登録に加え、デッキリストも事前に提出・登録する必要があります。日本の公式大会で上位に入賞した際・クランリーダーを獲得した際等に記入する全く同じフォーマットを海外でも使用されます。それを事前登録の時に一緒に提出する必要があります。これは手書きではなく、全てオンライン上で提出する必要があります。カードの番号や名前などを全て細かく記入する必要があるのでとても大変でした。ここまで終えてやっと事前登録完了です。ちなみに、海外は2日開催で

初日は、pスタ(日版)、スタン(英版)、バディファイト(日版)

二日目が、スタン(日版)、pスタ(英版)、ヴァイス(日版)

のように分かれており、各日1つだけしか出場することができません。

 

 

♦大会当日の受付方法

受付時間は7時30分~8時30分で大会開始は9時とのことでした。私は当日8時には会場に到着していました。当日の受付でしたことは、自分のCL2Uの登録情報を記入、デッキレシピを手書きで提出の2つです。ネットで登録する上に当日会場で手書きで書き上げる必要があります。これを会場の入り口周辺の床で皆書き上げていました。結局この作業に時間を割かれ、待機列に並び始めたのが9時過ぎていましたが、ほかの参加者も同じような状況でした。その上日本のWGPは受付時間がしっかりと定められていて、受付も2~3分程度で完了するので日本はとても楽なんだな~と痛感しました。ちなみに入場特典はこの時にはまだもらえず、お昼ごろにCL2Uにアクセスし、自分のQRコードを見せることによってもらえます。

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↑待機列の様子

 

 

♦受付から1回戦マッチングまでの時間及び、各回戦間の待ち時間

無事受付が終わり、いよいよ会場内に入れます。この時はすでに9時を回っていました。なかなか始まる気配もなく、どうしていいか分からず適当に席に座って、休んでいました。結局一回戦が始まったのが11時でした。開会式はなく、突然一回戦が始まるという感じでした。日本のWGPのマッチングに文句垂れてる自分が恥ずかしくなるほど、海外のマッチングは時間がかかりました。しかしこれは、受付から一回戦が始まるまでの間のみで、次からの各回戦のマッチング時間は5分程度でマッチングされ、不具合は一切起こらず円滑だったのでとてもよかったです。

 

 

♦マッチング方法

マッチング方法は日本と全く同じで、QRコードを読み込みオンライン上で確認するか、紙で貼り出されるマッチングを確認して次の対選卓に移動します。しかし紙の貼り出しは会場の外だったので、いちいち確認しに行くのが大変でした。それと、運営の人がマイクを使ってマッチング完了の報告をしてくれるのですが、マイクの調子が悪いせいなのか、とても聞き取りずらかったです。

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♦会場について

次に会場についてですが、まず広さから言うと、北海道の「北海きたえーる」ほどの広さです。あまり広くはないです。そして、日本のようにお楽しみコーナーなどのものはなく、カードショップの出店が1つある程度で、ファイトコーナーと運営席がある程度でした。そして会場内は無音でした。ヴァンガードやブシ関係の音楽が流れるのかと思ったらそんなことはなく、音楽は何もなかったです。それと、手が震えるほど冷房が強めでした。私は寒いのは苦手ではないのですが、寒すぎてサムスになりそうでした。

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よろしければ、会場の雰囲気を動画に収めたものを投稿しましたので、こちらもどうぞ。

www.youtube.com

 

 

♦海外のPスタ事情

参加者についてですが、おおよそ120人前後です。この日はバミューダ新弾後ということもあり、リヴィエール環境かーと思っていたら、ほとんどいませんでした。それとグレートネイチャーはほぼ0に近かったです。クランに偏りがあるわけではなく、色んなクランが満遍なくいた印象を受けました。私はこの120人という数はかなり多いと思います。日本で考えると普通とは思いますが、海外規模で考えるとかなり多いと思っています。日本より海外の方がPスタンは盛んだったのでとてもいい環境だと思いました。

試合に関してですが、ダブルエリミネーション形式で全勝者が一人になるまで試合をしていきます。この日は全部で8回戦ぐらいまであったと思います。日本と違い途中1敗でもした時点で優勝はないということです。とても厳しい中で勝ち抜く必要があります。それに比べて日本は、負けていい猶予があり、予選一敗ラインの抽選方法が独特な方法ですので一長一短だと思いました。

 

 

♦ジャッジや試合に関して

ジャッジは4~5人いて、試合中はずっと見廻っていました。少ないかなと思いました。

試合に関してですが、試合が始まる前は一斉に「スタンドアップヴァンガード」みたいなこと言って始めるのではなく、或る程度が着席したら突然始まります。もちろん試合の持ち時間は25分です。対戦相手がもたもたしているとその分時間ロスになります。5分経っても対戦相手が来なかった場合は不戦勝になります。

お昼休憩は日本同様にありませんでした。

 

 

海外には海外の良さがありましたが、日本のものに慣れてしまったっというのもあります。が、やっぱり公式のイベントは日本の方がいい点が多いと痛感しました。